人気の少女漫画『NANA』はなぜ未完のままなのか気になる方も多いですよね。
矢沢あい先生の代表作『NANA』は、2000年代の少女漫画シーンを代表する一作として多くの読者に愛されました。
しかし、2009年以降新刊が発行されておらず、未完のまま物語が止まっています。

NANAの最終巻は何巻なの?どうして連載が休止してるの?
そんな疑問を持つ方も多いでしょう。
本記事では、
- 最終巻情報
- 未収録話
- 連載休止の背景
- そして今後の展望まで
を徹底解説します。



感想については、私が実際にNANA最終巻のその先のお話で当時連載雑誌「クッキー」を入手し読んだ感想を踏まえてご紹介した記事があるのでご紹介しますね!
▼矢沢あいの病気についてはこちら


NANAの最終巻は何巻?21巻の先の未収録の話はある?
21巻が現在の最終巻(2009年刊行)


『NANA』の単行本は、
2009年3月13日発売の21巻
が最新かつ販売された最終巻です。
それ以降、続刊は刊行されていませんが、完結しておらず未完となっています。
ファンの間では「21巻がラスト」という印象が定着していますが、実はその後も物語は続いていました。
NANA最終巻(21巻)の続きが掲載された雑誌情報(Cookie 81話〜84話)
NANA最終巻(21巻)の続き
単行本に未掲載のNANAの続きは、
2009年4月号から7月号までの
漫画雑誌『Cookie』で、
81話〜84話が連載されていました。



つまり、あの21巻のあと未収録のお話が4話もあるってことですね!
しかしこれらは現在、単行本には未収録のままで、正式な22巻として出版されていません。
雑誌での掲載以降、連載も完全に止まりました。
NANAの続きの雑誌Cookieは昔の雑誌だけあって入手困難なため、メルカリでもなかなか手が出せない金額で出品されています。



せめて電子書籍でも出版してくれればきっと見たい人がたくさんいるでしょうけど…集英社さんにぜひお願いしたいですね。
以下の記事では、発売されているNANA21巻(最終巻)の81話の雑誌を入手して読んだ感想をご紹介します。
なぜNANAの81話以降が描かれているのに単行本化されていないのか?


NANAの未収録話の存在とその扱い
81〜84話は雑誌連載のみで単行本化されていない「幻のエピソード」です。
現在は公式な手段では読めない状況にあり、古書店や図書館などで該当号を探す必要があります。
内容は21巻の続きにあたる重要な部分であり、ファンにとっては喉から手が出るほど読みたい作品です。
単行本22巻が出ない理由と出版側の判断
集英社から公式な理由は発表されていませんが、矢沢先生の療養継続と、再開の目処が立っていないことが背景にあると考えられます。
物語を中途半端に区切るよりも、続刊の見込みが立ってからまとめて出版したいという意図もある可能性があります。



ファンとしては描かれている話だけでも続きが気になって読みたい!という気持ちがあるけど仕方なさそうですね…
もしくは、今後その先の連載予定があるからそれを待っている、という見方もあるかもしれませんね。
ファンとしてはそちらを期待したいですね!
NANA作者の矢沢あい先生の病気と連載休止の背景


矢沢あいの病名・療養事情と公式発表
2009年、矢沢あい先生は病気療養のため長期休載に入りました。
病名については明かされていませんが、体調の問題が深刻であることが伺えます。



公式サイトやメディアでの発表もなく、読者は先生の健康を案じながら静かに復帰を待ち続けています。
▼矢沢あいの病気についてはこちら


2020年代以降の復帰の可能性は?
2020年には矢沢先生の作品展「ALL TIME BEST 矢沢あい展」が開催され、久々にご本人からのメッセージも公開されました。
しかし、連載再開についての具体的な言及はなく、今後も予断を許さない状況です。
NANAのファンの声と今後の展望


「続きが読みたい」ファンのリアクション
読者からは「結末を知りたい」「ずっと待ってる」といった熱い声が絶えません。
SNSやファンブログでは、今でも『NANA』の考察やキャラクターの未来予想が活発に行われており、その人気は衰えていません。
仮に完結するとしたら?予想シナリオと期待
もし連載が再開された場合、ナナとハチ、レンとタクミたちの関係がどう決着するのか、多くのファンがそれぞれの視点で結末を予想しています。
悲劇的な結末を予想する声もあれば、希望あるラストを期待する人も。
いずれにせよ、“完結”が持つ意味は大きいです。
まとめ|NANAという“未完の名作”にどう向き合うか
『NANA』は今も未完でありながら、多くの読者の心に深く刻まれています。
重くリアルなストーリーと、魅力的なキャラクターたちが紡ぐ物語は、たとえ完結していなくても価値ある名作です。
連載再開を信じて待つと同時に、今ある21巻と未収録話の意味を再認識しながら、読み返す時間もまた『NANA』を楽しむ方法のひとつかもしれません。